新入社員研修では一般常識をどの程度教育すればよい?

2020.12.01

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新入社員研修の中では、企業の経営理念や事業に関して理解を深めてもらうことも重要ではありますが、一般常識に関してどの程度教育するかよく考える必要があります。一般常識は社会人として働いていくうえで必ず必要になるものなので、研修では力を入れましょう。一般常識を学ぶ目的や、最低限必要なビジネスマナーなどについてご紹介します。

新入社員研修の一般常識の目的やメリット

新入社員研修を行う目的として、ビジネスにおける一般常識について理解してもらうことが挙げられます。

新入社員といっても、少し前までは学生だったこともあり、社会に入ったからといってすぐに社会人としての一般常識を身に付けられるわけではありません。会社で行う新入社員研修では、まずは社会人基礎力ともいえる一般常識を身につけてもらうことが大切です。

仕事をする際に必要になる基本的な知識やビジネススキル、ビジネスマナーなどの理解が必要になります。また、仕事をするうえで様々な人と関わっていくことになるので、職場内外で必要になるコミュニケーションの取り方を学ぶことも重要です。

新入社員研修で一般常識やビジネスマナーなどを身に付けてもらうことにより、その後の業務を円滑に行うことができるようになります。

最低限必要なビジネスマナーとは

社会人として会社の一員になる以上、まずは最低限必要になるビジネスマナーから理解してもらいましょう。特に電話対応や挨拶、来客対応、報連相については十分な理解が必要です。

電話応対のマナー

電話対応ではお客様を相手にすることもあるため、失礼のないように対応しなければなりません。基本的なビジネスマナーが備わっていないと電話対応した新入社員個人ではなく、会社全体の評判に響いてしまうこともあります。

挨拶と話し方

出社した際の「おはようございます」や、退社時の「お先に失礼します」、外出する際の「行ってまいります」など、とても基本的なことではありますが、社会人になったばかりの新入社員はまだ身についていないことが多いです。

例えば、目上の人に対し「ご苦労様でした」と挨拶してしまうようなケースもあるので、基本的な挨拶のマナーを研修で身につけてもらいましょう。

敬語についても間違えて覚えている方が多いので、同じく新入社員研修でしっかりと理解してもらうと良いです。

訪問・来客対応

基本的な挨拶に加え、名刺交換の方法について理解が必要です。また、席次についても理解しておかないと、お客様を応接間などに案内した際に失礼な席を勧めてしまうことがあるので注意しておかなければなりません。

報連相

報・連・相(ほうれんそう)はビジネスマナーの基本であり、仕事を的確に、スムーズに進めるためには報告、連絡、相談が欠かせません。これを怠ったためにミスやトラブルに繋がってしまうケースが非常に多いため、重要度について社員研修で学んでもらいましょう。

ビジネスの基礎知識とは

仕事をする際に必要になる基礎知識として、まず頭に入れておきたいのが仕事のルールや職場のルールです。基本的なビジネスマナーはどの仕事でも必要になりますが、職種や職場によって異なるルールが設定されていることがあるため、この点をよく理解しておかなければなりません。

それから、報告書、挨拶状、お礼状、お詫び状などのビジネス文書の基本についても理解し、失礼がないようにする必要があります。メールの文章を作成する際も同じく、正しい表現を用いた文章が作成できるよう研修で知識を身につけましょう。

他にも情報機器の活用方法や、会議に参加する際におさえておきたいポイントなどは、基礎知識として学んでおく必要があります。

どのように新入社員に一般常識を教育すればよいか?

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新入社員研修で一般常識について学んで欲しいと考えた際、どのように教育するかが非常に重要なポイントです。研修を成功させるためには、適切なカリキュラムを設定し、研修後もフォローを継続していくことが大切になります。

せっかく新入社員研修をしても、その中で一般常識が学べないカリキュラム設定をしてしまっては意味がありません。また、あまり難しい知識ばかりを詰め込んでしまうと、達成できず自信をなくしてしまう可能性があるので併せて注意が必要です。

研修後は研修の中で学んだ一般常識をきちんと活かすことができているのか確認し、活かせていない場合にはフォローをしましょう。また、研修の内容が良くない可能性もあるため、実際に研修を受けた新入社員から話を聞き、改善すべきポイントがあれば改善していくことも大切です。
何度も改善を繰り返し、より良い新入社員研修を目指していきましょう。

個人差や目的に合わせた教育が必要

新入社員研修を行う際にどの程度まで教育すれば良いかは個人差もありますし、企業の目的の度合いによっても変わってきます。人事だけでなく、各部署の担当者などとも話し合い、どの程度まで求めていくのか検討してみましょう。

新入社員研修を成功させるためには最初が肝心とされています。研修の中で企業の一員としての自覚を持ってもらうのはもちろんのこと、ご紹介した一般常識を身につけてもらい、社内で活躍できる人材になるようサポートしていきましょう。

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