ベンチャー企業などの少人数の会社でも新人社員研修を行うメリットはある?

2021.01.14

ベンチャー企業などの少人数の会社でも新人社員研修を行うメリットはある?

一般的にベンチャー企業は小規模~中規模であることが多いのですが、少人数の会社でも新人社員研修を行う必要があるのでしょうか。
考えられるメリットや実践すべき新人社員研修の内容、自社で研修を内製化するのが難しい場合に検討したい研修の業務委託についてご紹介します。

■少人数のベンチャー企業でも新人社員研修を行うメリット

少人数のベンチャー企業でも、できれば新人社員研修を行ったほうが良いでしょう。研修を行うことにより、以下のようなメリットがあります。

共通の言語でしゃべれる

社内でのコミュニケーションを取りやすくしたり、円滑に行ったりするのに効果的とされているのが、共通言語化です。社内での考え方や、ルールを共通言語化し、社内なら誰に話しても伝わるような状態にしましょう。こうすることにより、効率よく会話を進めることができるのです。

例えば、マーケティング環境を把握するのに役立つ「3C分析」というものがあります。これはCustomer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の頭文字を取ったものです。3C分析が必要になる企業の場合は、研修で3C分析とは何かについて全員に理解してもらうことにより、それまで3C分析について知らなかった人でも、今後は「3C分析」という共通言語を用いて具体的な話ができるになります。
企業によって必要になる共通の言語は異なるので、研修の段階で全員が理解できるようにしましょう。

OJTでは抜けがちなことを学べて、戦力になる

OJTとは実務を行いながら育成する方法のことをいうのですが、少人数の会社の場合はそれぞれがやらなければならない仕事が山積みになっているケースも多く、きちんと新人教育のための時間を取れないことがあります。
また、無理にOJTを行うと一部の社員に負担をかけてしまう可能性があるので、注意しなければなりません。研修のための時間を設ける必要はありますが、あらかじめOFF-JTという形で新人社員研修で必要なことを学んでおけば、OJTをする際に簡単な説明だけで理解してもらえるほか、即戦力を期待できるのもメリットです。

社員を大切に育てることができる

丁寧な新人社員研修を行うことにより、社員側としても「この会社はきちんと自分をサポートしてくれる会社である」という認識を持ちます。特に少人数の会社は一度に採用する人数が少ないので、一人ひとりと丁寧に向き合い、育てていかなければなりません。
入社してすぐに不安なことやわからないことがあり離職してしまう新人社員も多いですが、これを防ぐためにも新人社員研修が役立ちます。

■社内で新人社員研修行う際のベンチャー、中少企業の注意点

ベンチャーや少人数向けの新人社員研修の内容

社内でベンチャーや少人数の企業で新人社員研修を行う場合、フォロー体制をきちんと構築しましょう。よく起こってしまうのが研修を実施して終わり、所謂やって満足状態です。

研修を2、3日~1週間実施をし、後は「現場でOJT」は多くのベンチャー、中小企業で行われていることです。しかしこれでは意味がありません。なぜなら効果測定も出来ておらず、フォローもないからです。

研修の目的は受講する新人が研修を受講することで、意識が変わり、そして行動が変わり、結果、売り上げ等の会社の発展に貢献することが目的です。

多くのベンチャー、中小企業では研修を実施することが、目的になってしまい、本質を見逃しがちです。きちんと成果を出すためにも、研修を実施した後に
どのように効果測定をし、どのように成果を出すかを踏まえて研修を構築しましょう。

効果測定は定期面談で測定可能です。
そのために受講生には研修受講後に何月何日までに何が出来るようになっておくか、自己設定させ、それを元に面談で効果測定をすることにより効果がでます。

それから、もし社外に知り合いの企業がいれば、企業間同士の
異業種交流もおすすめです。異業種交流を行うことで新人の視野が広まり、
成長が促進されます。また、切磋琢磨出来る仲間にも繋がりますので、
ぜひ実施してみましょう。

■ベンチャーや少人数の企業こそ業務委託を検討しよう

少人数の企業で新人社員研修を行おうと考えた時、問題になるのが研修の準備に時間がかかってしまい、通常の業務がおろそかになってしまう点です。
特に、重要な新人社員研修は上司や会社の中でも上の立場にある人が時間をさかなければならないケースも少なくありません。

しかし、それによって通常の業務が進行できなくなるなどの問題が起きてしまうと大変なので、業務委託をうまく活用して新人社員研修を行うことについて検討してみてはいかがでしょうか。専門的に研修を行っている会社に委託をすれば効果的な研修をすることにもつながります。

何よりもただでさえ少ない少人数の企業の中で研修準備のための人材を確保する必要がなくなるので、少人数の企業にこそおすすめです。

■積極的に新人社員研修を行うのがおすすめ

新人社員研修は一般的に大きな企業で行われているものであり、ベンチャー企業など、少人数の会社では行われないケースが多いです。ですが、ご紹介したように新人社員研修には様々なメリットがあるので、ベンチャー企業であっても積極的に行ってみてはいかがでしょうか。
しかし、ただ研修を行えば理想的な結果が得られるわけではないので、効率よく研修を行いたいと考えている企業は、実績豊富な外部への業務委託も考えながら検討してみてください。

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