建設業の若手社員の育成・教育方法について

2021.05.13

我々の生活に欠かせない建設業。
自分の住んでいる家やマンション、行きつけのお店、デパート、全てに建設業が関わっていますが、最近「人手不足問題」が深刻になっています。

特に新卒や若手が不足しており、業界全体の課題となっていますが、どうして建設業界は人手不足になっているのでしょうか。
今回は建設業界の課題である人手不足とその環境下でも若手をどのように育成をし、教育を行っていけば良いか解説をしていきます。

建設業の課題

建設業界の人手不足の理由は2つあり、
1つ目は「若手層の減少」、
2つ目が「リーマンショック」と言われています。
それではどのようなことが原因なのか見ていきます。

原因1:若手層の減少

若手層の減少の現状として
・若手が建設業に就職したものの、数年で離職し他業界に行ってしまう。
・そもそも入ってくる若手が他業界より少ない。
という状態が続いています。

1980年~2010年までの建設業界の人口推移を見るとわかるように、 ピーク時と比べて若手の人口が6割も減っているというデータが出ていました。
※若手20~24歳 そして55歳以上の就業者の人口を見ても、他業種よりも高いというデータも出ています。

つまり他業界よりも年配者が多く、他業界よりも若手が少ないということが現状の建設業と言えるでしょう。
では、なぜそうなってしまったのか、原因は2つあります。
建設業界に3Kのイメージがついている(きつい・きたない・きけん) 他業界と比べて福利厚生が低い この2つを解決しなければなりません。

では逆に、建設業界で採用を上手くいっている企業はどのような特徴があるでしょうか。
実際に新卒や若手採用を上手くいっている企業様を分析すると、業界のイメージである3Kを、会社説明会や面接の際に徹底的に払拭しようと企業努力をしています。

新3Kとして「かっこいい・稼げる・けっこうモテる」というキャッチコピーにしている企業もいらっしゃいます。
もちろん事実として、現場でも解消しようともしています。
業界のイメージを覆すのは簡単なことではありませんが、企業努力で解決することもありますので、試してみましょう。

特徴2:リーマンショック

リーマンショックにより、国内の建設需要が減りました。
これは職人の仕事が少なくなったことを意味します。
仕事が少なくなった職人たちの多くが、退職をし他業界へ転職をしていきました。
景気が戻ってくれば、離れていった職人たちは戻ってくると考えていた企業も多かったようです。

しかし現実は厳しく、多くの人が建設業界へは戻って来ませんでした。
結果、建設需要が戻ったものの人が戻ってこなかったため、「人手不足」に陥ってしまったのです。

建設業の若手教育のポイント

人材不足の人手不足、年配者が多いこの業界で、若手の育成は必要不可欠です。入ってくる若手が少ないのに関わらず離職されてしまっては、人材難は解決されません。
ここからは、若手育成のポイントについて解説していきます。

今の若手社員の特徴を理解する

今の若手の特徴を理解していれば、指導もかなりしやすくなります。
最近の若手の特徴として 自己成長欲求が強い 失敗を恐れる 自分の考えに合わない人には排他的 といった特徴があります。
注意してほしい点としては、 「自己成長したいというニーズが強いのであれば、たくさん挑戦させよう!」と思う上司も多いのですが、その前に「きちんとやり方を教える」という作業が必要になってきます。
「背中で見て学ぶ」が通じない世代ですので、きちんと指導を行ってから挑戦させましょう。

仕事の内容をしっかり説明する

若手にはなぜこの仕事をしているのか等の仕事の意義や意味、そして実践の仕方を仕事が始まる前に説明しましょう。
先程も述べた通り、最近の子は「背中で見て学ぶ」が通じない世代です。
ですので、現場で教えようという考えは危険です。
現場の上司も忙しいので、結果的に若手が放置気味になるということも建設業界には多いです。

結果、「今自分は仕事で何をすればいいのかわからない→上司が忙しそうで聞けない→成長実感が沸かない→自分はこの業界に合わないのかもしれない→転職しよう」という悪循環を招き、若手の早期離職につながります。

現在活躍中の上司が、「現場で学ぶ」「見て学ぶ」という文化の中で育ってきたのは事実であり、そうした教育方法で育った強い方々が日本の建設業界を支えていることも事実です。
しかしそれを今の若手に押し付けることは止めましょう。
いま必要な知識は何か、これから身につけるとどうなるのか、一から丁寧に教えると、素晴らしいパフォーマンスを出す傾向にありますので意識してみましょう。

中長期的なキャリアプランを立てる

1年後、3年後5年後、10年後の姿を見える化しておきましょう。
キャリアプランが見えていないと、「いつまでこの仕事をするんだろう」と目指す目標が見えなくなり、仕事のモチベーションも下がってしまいます。
自分の目指すべき姿と会社のキャリアプランを合わせることで、能動的に働けるようになり、勤続年数も伸びるでしょう。

管理職や先輩社員によるフォローをする

最後に一番重要なフォローです。
若手はほったらかしを嫌いますので、誰が誰をフォローするのかを明確にしておきましょう。
オススメは上司+相談役の先輩社員1人です。上司だけですと、どうしても現場が忙しくて面倒を見切れないということも起きやすいです。
ですので、上司だけではカバーできないところを先輩社員が補いましょう。

まとめ

今回は、建設業の若手社員の育成・教育方法についてお伝えをしました。建設業界において若手の育成は必要不可欠です。
若手社員と接している中で、時には理解ができない時もあるかと思います。
そこを乗り越えることで、強い若手が育成できます。
若手の特徴を抑えておくことで、今後の指導や関わり方にも変化を加えることができます。
ぜひ、ご参考ください。

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