Z世代とは?戦力化させる育成方法を紹介

2021.11.14組織づくり

Z世代とは?戦力化させる育成方法を紹介

皆さまは「Z世代」というワードを耳にしたことはありますか?以前までミレニアル世代と呼ばれていた若年層は、Z世代への変革を遂げようとしています。本記事ではZ世代の特徴や戦力化させるための効果的な教育方法についてお伝えします。

■Z世代の特徴や価値観とは

Z世代は、1990年代後半~2012年頃に生まれた世代が分類されます。Z世代の最もわかりやすい特徴としては、デジタル機器やサービスが生活の一部になっている点です。代表的なものはスマートフォン、Wi-Fi、オンラインゲーム、サブスクリプション型動画視聴サービスなど。

小中高生の時から自分のスマホを持っているのは当たり前で、スマホのバッテリーとWi-Fiはもはやライフラインとして機能しています。わからないことや疑問に思ったことはすぐにスマホで答えを得ることができるため、情報取得能力が非常に高く、またSNS等を通じて情報を発信する力にも優れています。

自分らしさを重視する

SNSやインターネットの世界で育ったZ世代は、自分らしさを重要視する傾向にあります。社会的にも多様性の考え方が普及させようとする流れもあり、”独自性”や”唯一無二”という言葉に敏感です。特にSNSにおいては、アカウントという世界観をいかようにも表現できるツールを手に入れたことにより、いかに自分らしさを発信し、周囲に受け入れてもらえるか、承認欲求が非常に強い世代とも言われています。

ソーシャルネイティブ

SNSの話題がいくつも出てきますが、Z世代はSNSを通してコミュニケーションを取る「ソーシャルネイティブ」とも呼ばれています。普及と共にSNSに使う時間が最も多く、小中高生の頃からテレビよりもYoutube、新聞よりもネットニュース、Googleのような検索エンジンよりもSNS内での検索が当たり前になっています。SNSの中でも、充実した自分を見せるのにはインスタグラムを、感情や考え方を発信するのにはツイッターを使うなど、それぞれの用途を明確にして使い分けているのも特徴です。

安定志向

Z世代には安定志向という特徴も当てはまります。意外に思われる方もいるかもしれませんが、若年層の終身雇用を望む割合は年々増えています。これは言葉の通りではなく、安定した環境で働きたいというニーズが回答に反映されたものと考えられています。

オープンなコミュニケーションを好む

SNSのつながりによって、いつでもどこでも第三者からいいねやコメントなどの反応をもらえることが日常になっているZ世代は、自己開示することに慣れています。また仕事においても何かしらアクションを起こしたら、その行動は合っているのか、間違っているのか、フィードバックを欲しがる傾向が非常に強いです。

社会問題への意識が高い

SNSを通じて世界中の社会問題に触れることができたり、国を動かす政治家の考えやつぶやきも見ることができます。そのため日本のZ世代の多くは何かしら社会問題に興味関心を抱いており、CSR(企業としての社会的責任)を積極的にアピールすることは、Z世代に有効であると言えます。

■Z世代を戦力化させる育成方法

ここからは、そんなZ世代をどのように育成すれば戦力となるのかについてお伝えします。

個々の個性や個性を生かす会社組織を構成する

SNSで自分らしさを発信する環境で育ってきたZ世代は、「自分の個性をどう活かすか」が基準にあります。そのため育成においてはマニュアルだけでなく、一人ひとりに合わせた指導、フィードバックが効果的です。また、コミュニケーションの場面においても「○○さんならできる」「○○さんにしか頼めない」といった個人を尊重する言葉がけは、本人の承認欲求を満たすことができるため有効とされています。

客観的な評価の方法・基準を示す

Z世代は基準が不透明な評価を嫌います。誰かの主観に基づいた評価ではなく、客観的かつ定量的に評価することができる組織の仕組みを求めています。

ワークライフバランスを保証する

働き方の調査によると、男女問わず「定時に帰りたい」と回答する人が年々増加し、2021年度では4割以上がその意向を示しました。社会的にも働き方改革が推進される中、長時間労働を強制する会社のイメージは良くないということが見て取れます。定時に帰り、自分の時間や家族、恋人との時間を大切にしたいと考える人が増加していることが改めて結果として現れました。

上司がファシリテーターやメンターとして接する

フィードバックを欲しがるZ世代には、常に仕事に対するアドバイスや面談などができるよう、ファシリテーターやメンターとしての接し方が大切です。形式的なマネジメントではなく、「私はあなたのためにいる」といった個人を尊重するような血の通ったコミュニケーションが求められています。

デジタルツールを活用する

便利さや効率を重視するZ世代には、「今までずっとこうだったから」「昔からそうだから」といった慣習や、自己満足による非効率な仕事は理解できません。クラウドやアプリの導入など、いわゆるDX化を推進するためにZ世代のアイデアを活かすことで、Z世代が働きやすい環境づくりと彼らのモチベーションアップを叶えられるでしょう。

■まとめ

ここまでお読みいただいた方には、Z世代は少々気難しい世代と思われるかもしれませんが、適切なマネジメントを行うことで驚くべき成果を上げることがあります。これまでの人材育成は、年次や職種に応じて一律的なアプローチが一般的でしたが、今後は個々の特性や状況に応じたアプローチが重要です。

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