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暑さがきつい今日この頃ですが、
皆さんの会社の新入社員の方の職場・仕事に慣れてきた時期なのではないでしょうか。

今回は「揺れるコロナ入社の若手、増える転職活動・退社するホンネ」という記事があったのでご紹介しながら、その原因を教育会社の視点から解説していきたいと思います。

記事はこちらです。

揺れるコロナ入社の若手、増える転職活動・退社するホンネhttps://www.businessinsider.jp/post-218918

目次
① #20卒で既に転職活動をしている人が居る
② #なぜ転職したいのか
③ #まとめ

では見ていきましょう。

① #20卒で既に転職活動をしている人が居る

記事によると、なんと既に20卒で入社した若手社員がすでに転職活動を始めている人、
転職を考えている人がいるそうなのです。

「もう転職⁉」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。

記事内では人材サービス業界の方とフォトグラファーの方の事例が紹介されています。

まず人材サービス業界の方の事例です。

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人材サービス業界の方はなんと4月から転職を検討し、既に転職サイトに登録しているというのです。

人材に関する仕事と言いながらも、この方の配属は、人材サービス支援先の建築現場での施工管理。
当初は「力仕事はない」と言われたものの、現場に出れば資材を運ぶなど建築仕事もやらざるをえないという。
「雑用ばかりやっています。この先のキャリアを考えると、ずっとこんな仕事をしているのが不安です」
と語るなど、将来への不安を抱えているようです。

また社会全体が自粛ムードに包まれた5月も、これまでになくいろんな企業が在宅勤務へと移行しているのに、この方の勤務先では当然のように現場に向かう毎日が続き、在宅勤務が話題になることすらなかったといいます。
3月の入社研修の時には10数人いた同期とも、特に連絡を取ることはないそうです。コロナ対応における違和感と同期との希薄な関係にも不満を抱えていたようです。

毎月の給料は額面で30万円近くあり「新卒ではいい方」だと感じていたが(賃金構造基本統計調査で大卒男性の初任給は月額21万2000円)、
入社してからボーナスがないことを初めて知ったといいます。入社後に待遇面のことを知るというギャップも起こっているようです。

その結果、「プログラマーなど手に職をつける仕事に転職したい」と、平日休みを転職活動にあてて、3カ月余りが過ぎているそうです。

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次にフォトグラファーの方の事例です。

この方はは2020年4月に入社した会社を、コロナ禍のさなかの5月末に辞めているそうです。

もともと都内の私立大学で写真を学び、フォトグラファーを目指していたそうです。
2019年に学内で開かれた企業説明会に参加し、Eコマースの会社のカメラマンとして採用されたといいます。
しかし、実際に働き始めてみると「いろいろと聞いていたのと違った」そうです。

「入ってみたら万年人手不足で、撮影の仕事はほとんど外注。社員には回って来ない。
新人は部署に数人いたのですが、面倒をみる余裕はないようでした」と言います。カメラマンというより撮影スタジオのマネージャーのような仕事をいきなり任され、
午前9時台から午後8時過ぎまで働いたそうです。
土日や祝日の出勤が多く、平日休みなので彼氏や友だちと休みが合わないといいます。

「ここで身に付けたことを次に活かせる可能性がない。ワークライフバランスもなくて結婚や子育てを考えると両立はとても無理」
と感じそうです。

極め付けがコロナの対応です。「撮影の部署なのでまず在宅勤務がない上に、マスクをしている人がそもそも少ない。アルコール消毒などの用意もありません」しかも、緊急事態宣言下でもお昼ご飯をみんなで囲んで食べる習慣があったそうです。「職場の人はみな優しいのですが、かえって(コロナ禍では危ないのではと)言い出せない空気でした」5月の時点で、入社10年目ぐらいの先輩に「辞めます」と話すと、驚かれたものの「最初の説明が足りなかったんだね」とあきらめ顔だったといいます。

いきなり退職を選んだのは「職場はスマホの持ち込みが禁止されていて、働きながらの転職活動は難しい」と感じたそうです。

ここまで2つの事例を見てきましが、なぜこのような事例が発生してしまうのでしょうか。

② #なぜ転職したいのか

では、なぜ最近の若手はすぐに離職し、転職してしまうのでしょうか。
実は20代の転職はこの数年で2.4倍に増えているのです。

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2000年代には「若者の離職率は3年で3割」が話題になりましたが、現代はその比ではない。なんと入社と同時に転職サイトに登録すると言われています。

リクルートエージェントの調査によると、2009~2013年度の転職決定者平均人数を1としたときに、
2018年度時点で20代の転職は2.43倍にはっきりと増加しています。
とくに20代前半でみると増加はさらに顕著で、同期比3.82 倍にものぼります。

世の中がアベノミクスで好景気だったこと、若手社員が終身雇用制度の崩壊を肌身で感じているのと並行し、
スマホの普及で24時間転職活動が可能になり、転職支援サービス自体も増加したことも大きいです。

さらにコロナで企業はもとより、世界の混乱のさなかに社会人生活を始めた若手は「思っていたのと違う」「このままでいいのか」と考えてしまう傾向があるようです。

人材紹介サービス「エン エージェント」では、2020年4月入社の登録数は2019年4月入社の同時期の登録数と比較し、1.3~1.4倍で推移しています。

最近の若手が転職をする傾向が増えているということがよくわかるデータです。

次に具体的にどのような原因で転職を決意してしまうのかを分析していきます。原因は2つあります。

まず1つ目は「思っていたのと違った」という理由です。
先ほどの事例の二人もイメージと違った、聞いていた話と違うという不満を感じていました。
これは入社までにしっかりと仕事内容や待遇面において、企業側が情報提供できていなかったこと、
新入社員の方とのすり合わせが出来ていなかったことが原因と言えます。
「イメージと違った」と感じるとやる気やモチベーションにかなり影響してしまいます。
その結果、働く意義が見出せず、辞めて、転職してしまうのです。
これをなくすためには事前の情報提供、すり合わせをインターンなどを通して行う必要があります。

2つ目は同期・上司との関係性です。
一人目の方は同期との関係が希薄なことに不満を抱えていました。
「仲間」がいないと不満や愚痴をこぼせる人がいない状態です。
その結果、一人で抱え、問題が顕在化した頃にが手遅れという事態が発生してしまいます。
同期と話す時間や機会を設けてあげるなどの対策が必要と言えます。

また二人目の方の職場は人手不足で新入社員の方の面倒を見る余裕がないとのことでした。
最近の若手はフィードバックを求める傾向にあります。
上司や先輩から見てもらえてる、気にかけてもらえてる感じがないと「教えてくれない」と感じ、辞めてしまいます。
これをなくすために、面談の時間を設けたり、日頃から相談などをしやすい環境を作る必要があります。

もちろんコロナの影響は少なからずあるとは思いますが、以前からあった問題がコロナによって顕在化したと考えるべきでしょう。
今こそ、根本的な原因を改善し、若手が離職し転職しない環境づくりをしていく必要があると言えます。

③ #まとめ


「揺れるコロナ入社の若手、増える転職活動・退社するホンネ」という記事を元に、最近の若手の傾向と転職に至る原因について見てきました。
入社後のギャップと人間関係が主な原因でした。

入社後のギャップをなくすためには事前の情報提供、すり合わせをインターンなどを通して行う必要があります。
人間関係については、同期との時間を設けてあげたり、上司との面談の時間を設けてあげたりする必要があります。
皆さんの会社に当てはまることはなかったでしょうか。
もしあったとするのであれば、この機会に見直しをしてみてはいかがでしょうか。
コロナを言い訳にせず、課題や原因をぜひ、向き合ってみてください。

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参考及び引用: https://www.businessinsider.jp/post-218918

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