若手社員で多い悩みについて調査

2021.03.16

「今の若手がどんな悩みを抱えているか知りたい」 「若手社員の悩みが全くわからない」 こんなお悩みを持つ方へ向けての記事です。
最近の若手の不安や悩みについて、詳しく解説していきます。

若手社員が抱えるよくある悩みと解決策

そもそも、若手がどんなことに悩んでいるのか、 8つの悩みを取り上げ、解説していきます。

1.会社の将来性

若手社員が抱える悩み1つ目は、会社の将来性です。 2~3年会社で働くとその会社の今後の展望や、業界の知識を理解します。
その結果、 「今後、今の会社は安全なのか」 「業界的に倒産しないか」 という悩みを抱えることに繋がります。

解決策

会社の将来性に対する不安の解決策は、会社の現状、今後のビジョンを若手にプレゼンすることです。
プレゼンをすることにより、会社の倒産リスクや今後の展望を正確に把握することが出来、悩みの解消に繋がります。
貸借対照表を用いて会社のマネーフローまで見せることが出来れば、尚いいでしょう。
コロナ禍の今、まさしく会社の将来について悩んでいる若手がいるかもしれないので、 ぜひ実践してみてください。

2.自分自身の将来性

若手社員が抱える悩み2つ目は、自分自身の将来性です。
ある程度今の会社で働いてきたからこその不安が起こりえます。
「自分はこのまま、この会社で成長できるのか」
「もっと高みを目指せるのではないか」
「同世代に置いて行かれるのではないか」
このような不安を持っている若手社員は少なくないはずです。

解決策

自分自身の将来性に不安を持っている若手社員には、上司との面談がオススメです。

面談の内容は3つです。
・若手社員が今後どのようなキャリアを歩みたいのか
・この会社だとどんなキャリアに進めるのか
・現状若手社員が、不安に思っていること

上記のことを月に1回面談することで、
会社側が描いているキャリアと、
若手が描いているキャリアのギャップがなくなります。

3.下積み期間が辛い

若手社員が抱える悩み3つ目は、下積み期間が辛いことです。
業種・業界によっては、下積み長期間だったり、過酷だったりします。
その結果、苦しいと感じてしまい、深く悩んでしまうケースがあります。

解決策

まず一番重要なのは、入社前に下積み期間について詳しく説明しておくことです。
説明をするかしないかで、若手のモチベーションは大きく変わります。
自分のこの辛い下積み期間はキャリアップのためだと理解できていれば、乗り越えやすくなるでしょう。
それでも、もし若手が悩んでいるのであれば、現状何が辛いのか、詳しくヒアリングしましょう。
辛い理由や、解決できるのかを聞いたうえで、若手が将来どのような道を歩みたいのか、もう一度考え直すきっかけを与えるとよいかもしれません。

4.価値観が合わない

若手社員の悩み4つ目は、価値観が合わないです。
この悩みを抱えている若手は、人間関係で悩んでいるケースもあります。
上司や同僚、はたまた後輩との価値観の相違にどう対応したらいいのかわからず一人で抱え込んでしまうのです。

解決策

価値観が合わない場合の解決策は至ってシンプルです。
若手が今どんな価値観なのか、何に対してどこが合わないと感じているか、この2つを質問するだけです。
その後に、解決策を共に考えていけば、若手が悩むことはなくなるでしょう。

5.嫌な仕事を押し付けられる

若手社員の悩み5つ目は、嫌な仕事を押し付けられることです。
新卒の頃は我慢していても、2年3年と続けていくと、どうしてもいやな気持を抑えきれずに抱え込んでしまうケースもあります。
「仕事だからしょうがない」
「そのうち、業務も変わるだろう」
「今だけ我慢してれば大丈夫」
こんな気持ちで、仕事している若手もいるかもしれません。

解決策

解決策は、週に1回面談をすることです。
週に1回面談を行うことで、若手社員の状況を細かく把握することが出来ます。 「今週仕事どうだったか」
「何か悩んでいることはないか」
週に1回でも面談で聞いてあげることで、若手社員の仕事の悩みを打ち明けられる機会を作ることが出来ます。
もし、どうしても今の仕事が嫌なのであれば、部署移動なども、視野に入れてあげるといいかもしれません。

6.正当に評価されない

若手社員の悩み6つ目は、正当に評価されないことです。
「自分はこんなに働いているのに」
「他の人より成果出しているのに」
ある程度、その会社で働いてきたからこそ、出てくる悩みかもしれません。

解決策

正当な評価を求む若手社員に有効なのは、評価制度の見直しです。
給料の見直しを行い、不備の有無を確認したうえで、
「なぜ今この評価なのか」
「どうすれば評価に値するのか」
を若手社員に説明してあげましょう。
もしかしたら若手社員の努力のベクトルが間違っていた可能性もあります。

7.給料・待遇に不満

7つ目が給料・待遇に不満を抱くことです。
6つ目の評価とセットで悩む若手社員が多いです。
自分の頑張りがわかりやすく反映されるのが給料なので、一つの指標にしている方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、ある程度働いていても新卒のころと給料が変わらなかったり、福利厚生が敷かれていないと不満に思ってしまうケースもあります。

解決策

解決策は、明確な給与UPの基準を設けることです。
何を達成したらいくら上がるのかを明確化することで、若手社員のモチベーションも維持できます。
更に、1年に1回でかまわないので、福利厚生の目安箱を設けることもオススメです。
社員がどんな制度を求めているのかを吸い上げることで、過ごしやすい環境を作ることが出来ます。

8.人間関係が悪化

若手社員の悩み8つ目が、人間関係の悪化です。
苦手な上司や同僚、はたまた後輩との人間関係に悩んでいる若手社員も少なくないはず。
放っておくと、離職の原因になるかもしれません。

解決策

まずは、若手社員の話を聞いてあげましょう。
人間関係は非常にデリケートな話なので、慎重に話してあげるといいかもしれません。
若手社員の話を聞き終わったら、当事者の話も聞き、二人の関係修復を行うことをオススメします。
まずは、若手社員の思いを全て受け止めてあげましょう。

まとめ

若手社員の悩みというのは、自身や環境によって、変わってくるものです。 「その人がどんな悩みを抱えているのか」
真摯に向き合うことが、悩みを解決する第一歩かもしれません。

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